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qmail メール送信時エラー( TLS connect failed )までが長い

qmailでメール送信後、数日してから「メールが送信できなかった」とのエラーメールが返ってくるとの相談があった。

エラーメールの内容はだいたい以下のような感じ。

Hi. This is the qmail-send program at xxxxxxxx.
I'm afraid I wasn't able to deliver your message to the following addresses.
This is a permanent error; I've given up. Sorry it didn't work out.

XXXXXXX
TLS connect failed: error:1407742E:SSL routines:SSL23_GET_SERVER_HELLO:tlsv1
alert protocol version; connected to xxxxxxxxx
I'm not going to try again; this message has been in the queue too long.

以下のような場合もある。
LS connect failed: error:14077410:SSL routines:SSL23_GET_SERVER_HELLO:sslv3

どうも相手先のサーバに接続できなかった場合、延々とリトライをしているようだ。
設定を調べてみると、設定ファイル「/var/qmail/control/queuelifetime」に秒数を設定するとその時間以上はリトライをしなくなるらしい。デフォルト値は7日(604800)であった。送れなかったらさっさとエラーを返してほしいが、デフォルト値が長いのにあまり短くするのも怖いので、とりあえず1時間(3600)を設定した。

vi /var/qmail/control/queuelifetime
---
3600
---

ファイルには数字のみ記入する。再起動が必要なので以下をして終了。

qmailctl stop
qmailctl start

qmailctl restartはプロセスが残ってしまうので当方環境ではNGだった。

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PDFを印刷した際に一部のページでフォントがおかしくなる

「フォントがおかしい」1年に数回はこの厄介な質問を受けます。今回も、「PDFを印刷したら、XXページ目のフォントだけ違う、何とかしてくれ」という問い合わせが来ました。

該当のPDFを表示した段階では全く違いがわからなかったものの、印刷後の紙で確認すると確かに一部のページで若干文字が濃くなっている感じがします。

PDF自体はシステムから出力していて、特定のページでフォントを変えるような処理はしていませんし、そのシステムを組んでから数年、そんな質問が来たことはありませんでした。

「印刷機の可能性が高く、どうにもなりませんよ。」と回答しかけたところで、思いあたりました。

「PDFを表示するソフトのせいか」

試してみると、Windows 10の旧EdgeでPDFを表示し印刷した時だけ特定のページでフォントがほんの少し濃くなります。Adobe ReaderやChromeで表示、印刷したときは大丈夫なので、旧Edgeが原因なのは間違いなさそうです。

なので「面倒だけど、Edgeで表示したPDFをダウンロードして、それからChromeで表示して印刷してください。」と回答して終わりです。

まあ、面倒だからEdgeで印刷するのでしょうけど。。