弱視診断までの経緯と診断後の親の気持ち

弱視診断までの経緯

  • 2022年10月 行政の3歳児検診を受診(3歳1ヵ月になる1日前)。その際、視力検査の機械で測定に失敗。眼科で精密検査を受けるよう眼科の紹介状が出される。
  • 2022年10月 3歳児検診の1週間後に近所の眼科で精密検査。診断は「不同視弱視」。裸眼視力で右目は0.7、左目は0.3。左目が強い乱視(Cyl -3.00D Axis 90度)で弱視とのことだった。すぐに眼鏡を作ること、眼鏡は治療なので1日外さないこと、1ヵ月後に眼鏡のチェックに来ること、その次の検査は1年後になることが告げられた。

親の気持ち

普段の生活で気になることはほとんどなく、細かい作業もどんどんできるようになってきていて、まさか弱視とは思いもしなかった。

医師からは一生眼鏡は確定で乱視が強いため弱視が治らない可能性もあるとのことを告げられた。

息子は甘えん坊で、すぐに抱き着いたり、顔をこすりつけてきたり、ギューっとするのが好きな子だ。眼鏡をかけても今までのように甘えられるのか、出来なかったらと思うとたまらない気持ちになる。

息子が通う保育園の心配もある。眼鏡ということで、友達との付き合い方も変わるのじゃないか、友達同士のじゃれあいができるのか、など成長に関わる心配がどんどん出てくる。

眼鏡が来週やってきて、それから先は息子は眼鏡っ子になる。笑顔を心掛けているが、心配が顔に出ているらしく、診察以降「お父さん、怖い」と何度か言われてしまった。

後日談追記:眼鏡の不安は実際に眼鏡をかけ始めるとあまり気にならなくなります。保育園も協力してくれますし、眼鏡をかけてても我が子はやはりかわいい。子供自体は自分と他人を比べることがないので、眼鏡をかけることを物理的なわずらわしさとして嫌がれど、心理的には嫌がりません。
ただ、お迎えに行くと一人でいたり、「もしかしたら先生がガードしてるのかな」というような先生が付きっ切りになっていることもあり、友達同士のじゃれあいは少なくなっているかもと思うときは増えました。

その他雑記

3歳児検診の際、行政の職員では測定に失敗する理由はわからず、精密検査まで1週間は不安が続いた。3歳検診の前に行った家での視力測定が何とか出来ていたので、間違いだろうという気持ちもあり、精密検査したら「問題ないですよ」と言われるのではと淡い期待ももっていたが、精密検査で「一生眼鏡です。」と言われ、なんとも言えない気持ちになった。ちなみに精密検査のための近所の眼科予約がなかなか取れず、検査は1ヵ月先になるかと思っていたが、妻が行動力を発揮し、なんとか1週間後に検査の予約が取れた。