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OpenLiteSpeedで実行ユーザを変更する

ApacheからOpenLiteSpeedへのサーバ変更で困ったことの一つが、OpenLiteSpeedの実行ユーザを変更することがうまくいかないことであった。OpenLiteSpeedのユーザとグループはApacheと同じもので動かしたい。

設定ファイル”/usr/local/lsws/conf/httpd_config.conf”を見ると、上のほうにuser/groupの設定がある。単純にこの設定を変えてOpenLiteSpeedを再起動すると、一見、正常に動いているように見えるのだが、Admin consoleからServer logやライブフィードが見られないなどPHPでファイルアクセスした際のユーザがらみと思われる異常が散見された。

解決方法は上記のファイルでユーザ、グループを変更後、以下のコマンドでOpenLiteSpeedを再インストールすることであった。

apt -y install --reinstall openlitespeed
# 念のため(不要かも)
rm -rf /tmp/lshttpd
systemctl restart lshttpd

正直、なぜ必要なのかはわからないが、これをやらないとOpenLiteSpeed経由で作成するファイルのユーザ/グループが設定ファイルのユーザ/グループにならない。

当該サーバはubuntuを使用しているため、aptでの再インストールとなっている。試していないが、Debian系特有の現象で、CentosなどのRedhat系ならこういった作業は不要なのかもしれない。